「日本人にとって神様はどちらですか?」
外国人から今まで何度も聞かれた質問です。
日本人は寺にも神社にもお参りに行きます。
神社では二拍(出雲大社などでは四拍)しますが、寺院では手を合わせるだけです。
日本土着の神祇信仰と仏教信仰が混ざっていることは、
我々にとって、普段の生活の中に入り込んでいるので気になりませんが、
外国人からすると不思議でなりません。
家に入る時に靴を脱ぐこと、
刺身は箸で食べるのに握り寿司は手で食べることなど、
我々にとっては、当たり前のことが、
外国人にとっては、不思議に映ることは実は、意外に多いのです。
自国に対する意識が高い海外では、
文化習慣について聞かれた時に答えることができる方が多いのですが、
日本人は、どうも苦手なようです。
こういった自国の文化について、語ることができるようにしておきたいものです。
そうすることで普段の生活に対する意識も変わり、自然に日本に対する見方も変わってきます。
text:イシコ http://sekaisanpo.jp/
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