普段の食生活に気を配るなら、ヘルシーなおやつも作り置きしておくのがオススメ。そこで注目のスーパーフード“ローカカオ”を使った美味しいチョコレートを手づくりしてみませんか? ヘルシーなナッツやドライフルーツなどをトッピングに使用すれば、栄養満点のおやつになります。
今回紹介するレシピは、添加物や白砂糖や乳製品などを含まないカカオのコクと味わいをダイレクトに楽しめる「ピスタチオとメープルのローチョコレート」。焙煎していないカカオ豆と天然甘味料を混ぜ合わせて冷やし固めて作ります。
|ピスタチオとメープルのローチョコレート(調理時間30分)
出典:instagram
■材料( 8人分)
(ローチョコレート) ローカカオバター 120g ローカカオパウダー 70g メープルシロップ 50g 塩 ひとつまみ
(トッピング) ピスタチオ 10粒 チアシード 小さじ1
■つくりかた
1. ローカカオバターを刻み、湯煎で溶かす。ピスタチオを刻んでおく。
2. ローカカオバターにローカカオパウダー、メープルシロップ、塩を加え、良く混ぜ合わせながら、42度まで湯煎で温める。
3. へらで混ぜながら、27度まで温度をさげていく。再び湯煎にかけ、31度まで温める。
4. チョコレートモールドに注ぎ入れ、ピスタチオとチアシードを散らし、冷蔵庫で30分ほどかけて冷やし固めればできあがり。
|ローチョコレートづくりのコツ
チョコレートに水分が入らないように。チョコレート全体の温度が均一であるように気をつけてみてください。ボウルやテーブルの水分やチョコレートを拭くタオルを用意しておくと便利です。
|ローカカオ&ピスタチオの美容効果
カカオの繊維を細く粉砕したローカカオパウダーは、スムージーやローアイスクリームなどの味付けにも使えるチョコレート味の粉末です。カカオの油脂分を固めたローカカオバターや天然甘味料と混ぜ合わせて、ピュアなチョコレートを作ります。
ローカカオには鉄、亜鉛、マグネシウムなどの微量ミネラルやポリフェノール、ビタミンEなどの抗酸化物質、そしてアナンダマイドやフェニルエチルアミンなど精神に働きかける神経作用物質も。焙煎されていないため、従来のカカオよりも栄養価が豊富であるのが特長です。
また“ナッツの女王”とも呼ばれるピスタチオは、ビタミンB1やビタミンKやファイトケミカルを豊富に含みます。オレイン酸、リノール酸などの不飽和脂肪酸も。おいしくてついつい止まらなくなりますが、1日に食べる量はひとつかみ分ぐらいに。
|天然甘味料をさらに使ってヘルシーに
ローチョコレートの甘み付けには精製度の低い天然甘味料がおすすめです。メープルシロップの風味はローカカオとの相性もばっちり。
より硬いチョコレートを作りたい場合にはココナッツシュガーをフードプロセッサーでパウダー状に細くしたものでもOKです。
text:Naohiro Maeda(Remember The Lemon) top image出典:instagram
↧