オーガニックの新鮮な野菜やフルーツを使ったスムージーやコールドプレスジュースが人気を集めていますが、最近特に注目を集めているのが“スロージュース”と呼ばれるジュース。実はコールドプレスジュースの進化版とも呼ばれ、栄養面や美容効果ではコールドプレスジュースに勝るとも言われているのです。
この“スロージュース”、一体コールドプレスジュースとは何が違うのかをご存知でしょうか?
|スロージュースとは?
スロージュースは「低速で回転するスクリューで食材を圧縮しながら押しつぶす“スロージューサー”と呼ばれるジューサーを使って搾るジュース」のことです。
従来のジューサーの場合、高速で回転する刃で食材を切り刻むため、金属刃の摩擦熱で熱に弱いビタミンや酵素を壊してしまうだけでなく、高速で撹拌する際に空気も混入し、ジュース自体が酸化してしまうこともありました。
一方“スロージューサー”であれば、低速で回転するスクリューで圧縮しながらジュースを搾るので、摩擦熱が生じにくく、栄養素や酵素を壊すことなくジュースにすることができるんです。
|コールドプレスジュースとの違いは何?
低温で搾ることで栄養素を壊れていないジュースということは、コールドプレスジュースとスロージュールに大きな違いを感じないかも知れません。では一体、その違いは何なのでしょうか?
簡単に言えば「食材を金属製の刃で切り刻む工程の有無」。コールドプレスジュースは野菜やフルーツを金属製の刃で切り刻んでからジューサーにセットし、ジュースを搾ります。一方スロージュースは“食材をそのまま”ジューサーにセットし、ジュースを搾り取るのです。
【一般的なスロージューサーの仕組み】
つまりスロージュースの方が食材が本来持っている栄養素がそのままジュースになっているということなのです。
現在では家電量販店でもスロージューサーが多数販売されているので、自宅で手軽にスロージュースを楽しめます。ビタミンやミネラル、そして抗酸化成分であるファイトケミカルの摂取を習慣化するためにも、ぜひ普段の食生活にスロージュースを取り入れてみてください。
情報提供:HUROM