ミネラルが豊富で一般的なスポーツドリンクよりも多くの電解質を含まれているだけでなく、カリウムがたくさん含まれていてデトックス効果を期待でき、さらに脂質は含まれていなくて低カロリー。いまアメリカの美容家の間では、そんな「ココナッツウォーター」に変わるドリンクとして「ボーンブロス」という飲み物が注目されているそうです。
ロサンゼルスよりアメリカの最新オーガニック情報を発信するウェブマガジン「BETTER MARCHE」から、今後注目すべき「ボーンブロス」をご紹介します。
|ココナッツウォーターに代わる飲み物?!NYやLAで話題の“ボーンブロス”
「ボーンブロス」って聞いたことありますか? ボーンは“骨”、ブロスは“スープ”のことで、ものすごく健康に良いヘルシースープとしてニューヨークやLAで話題を呼んでいます。一体「ボーンブロス」とはどのような飲み物で、どのような効果が身体にあるのか、検証したいと思います。
■「ボーンブロス」とは?
牛、チキン、魚などの骨を何時間も煮込んで作られたスープのこと。
野菜やスパイスなども必要に応じていれるのが通常。牛の骨なら48時間、チキンなら24時間、魚なら8時間は煮込む、非常に手間ひまをかけて作られた栄養たっぷりのスープなのです。
■「ボーンブロス」の栄養面は?
カルシウム、マグネシウム、リンなどのミネラルをたっぷり含み、アミノ酸や良質のプロテインが豊富に含まれています。
■「ボーンブロス」の効能は?
・お肌や髪の健康に
ゼラチンやコラーゲンをたっぷり含んでいるため、飲んだ次の日はお肌がぷるぷるで、髪もサラサラになります。爪にも非常に良いので、女性には特にオススメです。
・関節の健康に
たんぱく質をたっぷり含んでいるので、筋肉と骨をつないでいる腱や、靭帯を形成するために必要不可欠です。トップアスリートの選手なども毎日飲むことを奨励されています。バスケットボールプレイヤーのコービー・ブライアントも肩回旋筋腱板の断裂の回復に飲んでいると言われています。
・消化機能の促進に
「ボーンブロス」に含まれるグリシンは胃酸の生産を促してくれるアミノ酸。その他にも小腸における脂肪の消化に必要な胆汁酸の重要な成分であり、また血液コレステロール値の値を調整する役割を担っています。
・デトックスに
グリシンは肝臓のデトックス機能も助けます。またアルコール代謝も助ける機能があります。他にもコレステロールや中性脂肪を蓄積しにくくすることにより、生活習慣病の予防にもつながっています。
この他にも、免疫力アップをしたり、虫歯治療にも有効ということが報告されています。この身体にとってもいい「ボーンブロス」を、みなさんも毎日のメニューに取り入れてみてはいかがでしょうか??
(Reprinting from BETTER MARCHE)
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