白い煙を吐きながら、走る蒸気機関車。みなさんも一度は東京ディズニーランドのアドベンチャーランド内の「ウエスタンリバー鉄道」に乗車したことあ るのでは?
実は、ウォルト・ディズニーは大の機関車好きとして知られ、少年時代から大人になるまでその思いは変わることはなく(むしろ高まっていったそう)、自宅の庭に鉄道を敷設してしまうほどでした。
そんなウォルトなので、テーマパークづくりを考えはじめた時から鉄道への思い入れは高く、一番初めに構想に入れていたそうです。
ところで、みなさんは東京ディズニーランド内には何台の蒸気機関車があるか、ご存知ですか?
正解は「4台」。そこで今回はアメリカ大陸を流れる大河から名付けられたこだわりの4台を紹介します♪
まずは、真っ赤な車体が印象的な「コロラド号」。煙室前面に車体番号「53」のプレートを付け、前照灯にはたくましい雄ジカが描かれています!
力強い森林を思わせる、緑色の車体は「ミズーリ号」です。車体番号は「28」。前照灯には立派な滝のイラストがあしらわれています♪
鮮やかな赤とオレンジ色の車体は「リオ・グランデ号」。「コロラド号」と似た色なので、見分ける際は、車体番号の「25」や前照灯のグリズリーベアのデザインで確認してみましょう!
最後は青色の「ミシシッピ号」。実は、この機関車だけデビューが遅く、デザインが異なります。前照灯の形も違うことから、機関室の後ろに連結された炭水車に アメリカ西部らしいバッファローが描かれています。機関士たちは駅に停車中、この炭水車に水を補給しています(石炭は使っていないんです)。
4台の機関車の名前はそれぞれ、前面下部にあるスカートのような金属のパーツが特徴的。こちらはカウキャッチャー(排障器)と呼ばれるパーツで、牛などをなるべく傷つけずに退けるためのもの。アメリカの荒野を走る蒸気機関車には欠かせなかったものなんですって。
そんなウォルトの思い入れの強い「ウエスタンリバー鉄道」は、もちろんミッキーも大好き!
たまーに乗っている場面に遭遇することがあるかもしれないので、みなさんも鉄道の旅を楽しむミッキーに出会えたら、ぜひ手を振ってみてくださいね♪
cooperation&imega出典:【公式】東京ディズニーリゾート・ブログ (c)Disney
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