流行り廃りなく定番となり、ダイエットの中でも常識化されてきた「豆乳ダイエット」ですが、実は“生理1週間前”の実践で大きな効果が得られると言われています。そこで今回はただ豆乳を飲めばいいというわけではない「豆乳ダイエット」を成功に導くポイントを紹介します。
|豆乳ダイエットの基本
豆乳には“大豆サポニン”という脂肪燃焼を促進する成分が含まれており、さらに美肌やバストアップに効果のある“イソフラボン”も含まれています。
「豆乳ダイエット」のやり方は、食前にコップ1杯の豆乳を飲んでからバランスのとれた食事をするだけといたってシンプル。食前に飲むことによって、満腹中枢が刺激され、そのあとの食事量が自然とセーブされるというわけです。また豆乳は低GI食品のため、血糖値の急上昇も抑える効果もあります。
|鍵になる1つが「豆乳選び」
「豆乳ダイエット」で使用する豆乳は、“無調整豆乳”が最も効果を期待できます。
出典:マルサンアイ公式サイト
その理由は“無調整豆乳”よりカロリーが低めのものが多い“調整豆乳”には、実は加糖しているものが多いため、むくみや糖質の過剰摂取の原因の1つになってしまうこともあります。またバナナやココアなどの“フレーバー入り豆乳”も飲みやすい反面、同様に加糖されています。
さらに気をつけたいのは、飲み過ぎです。豆乳のカロリーは200mlで100kcal近くあります。飲みすぎると逆効果なので、100ml程度を目安にゆっくり飲むようにしましょう。
|“生理1週間前”からの実践で大きな効果が
「豆乳ダイエット」が1番効果を発揮しやすいのは“生理1週間前”からを目安に実践することです。生理前、カラダは水分や脂肪などをため込もうとしますが、この時期に豆乳を飲むことで“ため込まない体”にしてくれるのです。またイソフラボンを摂ると女性ホルモンのエストロゲンが活発に分泌され、脂肪燃焼効果も高まります。それに生理前の過食による体重の増加を防ぐことにもつながります。
その後生理を迎えるとカラダは老廃物や水分などを排出する働きをしますが、このとき“ため込まない体”であれば、元からある脂肪を排出してくれるというわけです。
まさに、女性のサイクルを上手く利用した賢いダイエット法と言えますね。
|それ以外の時期は避けるべき?
「豆乳ダイエット」はなぜ“生理1週間前”からの実施がオススメなのかと言うと、毎日飲むと豆乳に対してカラダが慣れてしまい、ダイエット効果が得られなくなってしまうから。もちろんダイエットではなく健康維持の目的で豆乳を飲むのなら毎日の習慣にするのはOKですが、ダイエットが目的なら“生理1週間”だけ実施する方が望む効果が得られやすくなります。
このように“生理1週間前”から実施する「豆乳ダイエット」は即効性は低く、むしろじっくりと取り組むべきダイエット法ということです。ただしゆっくりと減量する方がリバウンドしにくいのも事実。特に生理前の体重増加に悩む女性は一度トライしてみてはいかがでしょうか?
text:麗子
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