健康で美しい体づくりにおいて腸内環境を整えることはとても重要です。腸内環境は体調に直結しているとも言われ、乱れていると便秘や下痢だけでなく、免疫力の低下、お腹ぽっこりや新陳代謝の低下にも影響をもたらしてしまいます。
でも逆に言えば、腸内環境を整えることで体の内側から体質改善、冷え性予防、ダイエットにもつながるということ。そこで今回はたくさんあるヨガのポーズの中でも、初心者でも自宅で簡単に実践することができ、なおかつ美腸に効果的なポーズをヨガインストラクターの原朋美さん(ゼロヨガ八王子店)に分かりやすく教えてもらいました!
|ヴァーターヤねじり
(1)真っ直ぐに寝そべり、片方の脚の膝を両手で抱える
(2)呼吸に合わせて膝を息を吐いてカラダに引き寄せ、息を吸って戻すを繰り返す
(3)抱えている方の膝と同じ側の腕を横に開く
(4)膝を逆方向に息を吐きながらねじり、腹式呼吸をしながら3呼吸以上キープする
※左右それぞれ行います
ちなみに下の写真のように、肩に力が入ってしまい、ねじった方向の肩が浮いてしまう状態では効果を発揮しません。(4)のとき背中全体が床につくようリラックスをして行うよう心がけましょう。
|コブラのポーズ
(1)うつ伏せの状態から、息を吸って両腕を付いて上半身を起こす
(2)(1)の姿勢を腹式呼吸をしながら3呼吸以上キープする
ちなみに下の写真のように、肩が力んでお腹の位置が下に落ちている状態では効果を発揮しませんので、胸がスッキリ開いた姿勢になるよう注意しましょう。
|ヨガの効果を高める3つのポイント
(1)鼻呼吸(最小限にエネルギー消費を抑え外部からの細菌を取り込まないリラックス呼吸法)で行う
(2)筋肉や内臓、神経レベルに効かせるために、3呼吸以上はポーズをキープする
(3)食後すぐには行わず、2時間ほど経ってから行う
ポーズをとる際には、必ず安定した平らな床で行ってください。もし自宅にあれば、ヨガマットを使用することをオススメします。
美容やダイエット面での効果が得られるだけでなく、ストレス軽減、疲労回復にも効果的なヨガは実践し続けることで身体全体の柔軟性も増していきます。心身ともに美しい毎日を送るためにも、ぜひ習慣化してみてください。
photo:Akihiro Itagaki ヨガ監修&model:原朋美(ゼロヨガ八王子店)
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