寒い日が続いていますが、家にこもって運動不足に陥ってしまっていませんか? そこで肌見せの季節に向けてオススメしたい“一石二鳥エクササイズ”が筋肉の動きや呼吸などを意識しながら行うピラティスです。今回はシンプルな動きで自宅でも実践できる基本ポーズを「ゼロヨガ」のインストラクター・村上香菜さんに紹介していただきます。
|腹直筋と二の腕にアプローチする「ハンドレッド・ピラティス」
たるんでぽっこり出てしまったお腹、そしてタプタプの二の腕。寒い季節ならアウターで隠したままにしておけますが、間もなく訪れる肌見せの季節までにはしっかり解消しておきたいものです。腹直筋&インナーマッスルを同時に鍛える「ハンドレッド・ピラティス」で、二の腕の引き締めまで同時に叶えてください。
(1)安定した固めの床に膝を立てた姿勢で仰向けになる
(2)息を吸って、息を吐きながら頭と膝を持ち上げる ※意識はお腹に集中し、肩甲骨を後ろに寄せ、肘はまっすぐ、顎は引いてください
(3)呼吸(5回吸って5回吐く)をしながら、腕を上下に息に合わせて動かす ※呼吸は胸式で、吐いたときにお腹を絞るイメージで行います
【(2)のポジション。意識はお腹に集中し、肩甲骨を後ろに寄せる。肘はまっすぐ、顎は引く】
【(2)、(3)の姿勢がつらい場合は足を着いて行ってもOK】
ピラティスは“回数よりも質”が重要で、一連の動きを流動的に行うのがコツ。すべての動きをお腹を固定させて手足を動かすような意識で、慣れてきたら(3)の腕を動かす回数を増やしてみましょう。
来たる肌見せの季節に向けてぜひ習慣にして、一足先にお腹周りと上半身がスッキリ引き締めて美しいボディラインを目指しましょう。
text:下重佳奈子 Kanako Shimoshige photo:Akihiro Itagaki ピラティス監修:村上香菜(ゼロヨガ八王子店)
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