歴史が息づく国イタリアには、数えきれないほどの観光地がありますよね?! その中から今回は、旅行会社「旅工房」のヨーロッパ担当トラベル・コンシェルジュ遠藤さんがオススメしてくれたフィレンツェから電車で約3時間の街、イタリア北西部のリグーリア海岸にある「チンクエテッレ」について紹介します。
「チンクエテッレ」は、リオマッジョーレ・マナローラ・コルニーリア・ヴェルナッツァ・モンテロッソという5つの村の総称で、独自の文化と芸術、そして美しい景観が認められて1997年に世界遺産に登録された現在人気上昇中の観光地です。
切り立った丘に何世紀にもわたって人の手で石組みが施され、カラフルに塗られた可愛い家が並び、ぶどう畑が海に向かって段々に広がる美しい景観を各所で見ることができます。
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「チンクエテッレ」まで行く場合は、鉄道でフィレンツェからラスペッツァ駅まで行き、ラスペッツァ駅からはチンクエテッレの村まで鉄道または船での移動となるそうです。フィレンツェからの所要時間は鉄道で約3時間と少し遠いですが“日帰り旅行”でも充分楽しむことができます。また5つの村同士は離れていないため、隣村までの移動は“鉄道で数分”で済むそうです。
そして夏季にはジェノバやポルトフィーノからも船が出ていて、海上からその美しい景観を眺めることができるのでこちらもオススメなのだそうです。
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【「チンクエテッレ」にあるモンテロッソ駅を降りると、目の前には青い海が広がる】
ところで「チンクエテッレ」に行く前に必ず手に入れておきたいのが『チンクエテッレカード』。チンクエテッレ内でのバス・鉄道フリーパスに加え、博物館への入場割引などが含まれるお得なカードです。
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使用する際は事前に自動券礼機で刻印します(刻印しないとチケットが有効にならないので注意)。そして、カードに記載されているIDパスワードを入力すると、各村の駅にあるチンクエテッレポイント付近で無料Wi-Fiも利用できて、とても便利なんですって!
また、トレッキングで5つの村を歩くこともできますので「歩いて村々を周りたい!」という方はスニーカーを持参しましょう!
続いては「チンクエテッレ」の5つの村の中で、遠藤さんが特にオススメと言う『マナローラ』を紹介します。
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マナローラ駅の左手には長いトンネルがあり、そのトンネルを抜けるとマナローラの村の中心に出ます。
「チンクエテッレ」は、実は1980年代まで村同士を結ぶ道路もなく陸の孤島だったそうで、それ以前のアクセス手段は船しかなかったそうです。特にマナローラは“漁港の村”と言われており、路地を歩きながら昔ながらの漁村の雰囲気を味わえるのだそうです。
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村には可愛らしい雑貨屋さんもあるのでショッピングも楽しいですし、“漁港の村”ならではの新鮮な魚介を使用した食事を楽しみましょう!!
海沿いでは、おばあちゃん達がベンチに座って編み物をしていたり、学生たちが寝そべりながらおしゃべりしていたり、ゆったりとした時間が流れています。
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丘に上がれば自然豊かな公園もあり、公園内に座ってゆったりと景色を楽しめます。また家のガレージにはびっしりと船が並んでいて、さすが漁村といった光景も見られます。
またチンクエテッレで有名なのが「シャケトラ」というワイン。食後に飲む高級デザートワインでお土産にもおすすめです(1本あたり20〜50ユーロ程度)。
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【チンクエテッレ産の白ワインを飲みながら、テラスでお食事するのも楽しそう♪】
いかがでしたか?
遠藤さんによると、「旅工房」でもフィレンツェへの旅行はフランスやスペインなどとの周遊や、ローマ、ベネチアなどと組み合わせたツアーが人気とのことです。
みなさんもフィレンツェ旅行の際は、ぜひ世界遺産「チンクエテッレ」まで足をのばしてみては? その際はぜひ「チンクエテッレカード」を上手に活用して5つの村すべてを満喫すしましょうね!!
参考:旅工房イタリア情報、イタリアの旅ブログ
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