薄着の季節になると気になってくるのがお腹やお尻の“たるみ”を予防するために習慣的にスクワットを行っている方も少なくないと思います。ところで、このスクワットよりもさらに効果を期待できると海外で話題を呼んでいる”ウォーキングスクワット”というエクササイズがあることをご存知でしょうか。
そこで今回は”ウォーキングスクワット”の基本と応用編を紹介しますので、いち早く下半身の引き締め効果を実感したいという方は、ぜひチェックしてみましょう。
|基本の“ウォーキングスクワット”のやり方
ウォーキングスクワットは、名前の通りスクワットにウォーキング(歩行)を加えたトレーニング方法のこと。太ももを中心に下半身の引き締めに効くと言われるスクワットですが、そこに動きが加わることで、より下半身の筋肉強化につながり、効果がアップしやすいと言われています。それでは、ウェーキングスクワットの基本のやり方をチェックしてみましょう。
(1)スクワットの体勢になる ※足は肩幅程度に開いてつま先を外側に向け、太ももが床と平行になるように腰を落とします
(2)(1)の状態から膝を真上に上げ、前に2〜3歩進む
(3)(2)が終わったら2〜3歩後退する
この(2)と(3)を繰り返すだけでOKです。最初は1分程度続けることを目標に、最終的には3分間続けられることを目標に実践してみてください。また、前後に移動するときは膝(太もも)をできるだけ高く上げるように意識するのが効果を高めるポイントです。
なお、注意しなければならないのはスクワットの姿勢。腰を落とす際に、膝がつま先より前に出てしまうと膝を痛めてしまうおそれもありますし、腰位置が極端に下がってしまうと腰を痛めるおそれもあります。正しい姿勢をキープできるよう、無理のない範囲で行うようにしてください。
|カニ歩きをプラスすればくびれ作りも期待できます
基本のウォーキングスクワットは足を真っ直ぐ前後に移動させる方法ですが、応用編としてカニ歩きで前後に移動させる方法があります。この動きだとひねりを加えて足を前に出すため、下半身の引き締め効果に加えてくびれ効果も期待できます。
やり方は、基本のやり方の(2)と(3)の足の移動を体を捻るようにして前に進ませるだけ。こちらも最初は1分程度続けることを目標に、最終的には3分間続けられることを目標に実践してみてください。
効果を高めるポイントは「膝を90度に曲げたまま足を動かす」こと。これを意識することで、しっかり体にひねりを加えることができますよ。
通常のスクワットに歩く動作を加えるので少々ハードとも言えるエクササイズですが、毎日続けていることでスクワットよりも早く効果を実感できるはず。忙しくてなかなかエクササイズやワークアウトに時間をかけられない方、普通のスクワットよりも効果を早く得たい方は、ぜひトライしてみてくださいね。
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