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Channel: きれいのニュース|beauty news tokyo
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【絶景に触れるチェコ旅(1)】おとぎ話のような街並に感動。南モラヴィア地方の小都市“ミクロフ”散策

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文化や芸術が今も息づくチェコは人気の旅先の1つ。また中世に建てられた城廓や教会、そして世界遺産など多くの絶景が楽しめます。このたび編集部では約1週間の日程でチェコの各地を訪問してきましたので、各地のオススメのスポットを紹介します。ぜひこれからのチェコ旅行の参考にしてみてください。   |おとぎ話に登場するような小さな街“ミクロフ”に到着 今回のチェコ旅のスタートはチェコの南東に位置する南モラヴィア地方の小都市“ミクロフ”から。“ミクロフ”はウィーン国際空港に降り立って、タクシーに乗って約1時間30分程のところに位置するオーストリアとの国境に隣接する人口8,000人程度の街です。 【ミクロフに向かうタクシーの車窓に続くのは一面の菜の花畑。黄色で埋め尽くされた壮観な光景は飽きることなくずっと眺めていられます】   ミクロフに到着すると高い建物は城や教会のみで、赤い屋根の小さな建物が立ち並んだのどかな景色が広がります。 まるでおとぎ話の世界に入り込んだような気分がたまりません。   |宿泊先は伝統的なモラヴィア地方の料理も楽しめる4つ星ホテル 今回宿泊したのは、ミクロフの歴史中心地区に隣接した「ホテル・ガラント」。 伝統的なモラヴィア地方の料理や自家製ビールなどを提供するレストランを併設(メニューは英語表記あり)しているので、食事にこだわりたい方にもオススメのホテルです。 【のどかにゆったり時間が流れるレストラン】 【メニューはモラヴィア地方の伝統料理(肉料理)が中心でボリュームも満点。左は牛の胃袋のスープ、左は牛の首肉の煮込み】 【ぜひオーダーしたい自家製ビール】 【コースターも素敵】   それではホテルから至極簡単にアクセスできるミクロフの有名観光スポットを3つ紹介します。   |ディートリヒシュテイン家の墓 1600年代にイタリアのロレッタ聖堂を模した聖アンナ教会として建設され、1845年にフランシス・ヨゼフ・ディートリヒシュテイン(Francis Joseph of Dietrichstein)がお墓に作り変えた建築物です。 現在はコンサート等文化イベントで使用されているチャペルには、1784年に起きた大火事で唯一残ったとされる黒い聖母の像が置かれています。 また、お墓ということもあり、45人(うち44人がディートリヒシュテイン家)の棺も安置されています。   |ミクロフ城 最も美しいモラヴィア地方のお城の1つに数えられる古城です。ディートリヒシュテイン家の墓からミクロフ歴史広場を挟んで隣接しています。 【ミクロフ歴史広場。右奥に見えるのがディートリヒシュテイン家の墓】 ミクロフ城は何世紀にもわたり街のランドマークとなってきた、まさに街を象徴するバロック様式の建造物。 また、ワインの産地としても有名な南モラヴィア地方を裏付けるようにミクロフ城の地下にはワイン醸造所が。 ここにあるチェコで1番大きい(ヨーロッパでも5本の指に入る大きさ)とされる巨大なワイン樽も必見です。   |聖なる丘(Holy Hill) 頂上には聖セバスチャン礼拝堂と鐘楼がある聖なる丘は、かつて巡礼地(十字架の道)として知られ、道のりには14個の祈祷所があります。 【頂上にある聖セバスチャン礼拝堂】 急な斜面もあって少々険しい道のりですが、頂上からはミクロフの街を一望するのにピッタリな場所。その絶景を見れば、疲れだって吹き飛んでしまいます。 この聖なる丘一帯は自然保護区ともなっているので、貴重な蝶や植物の観察を楽しむこともできるそうです。   このミクロフはあまり日本では知られていない街ということもあって日本人観光客は少ないようですが、とても静かに過ごせるので、歴史中心地区や街並みを散策するだけでなく、のんびりホテルやレストランでワイン片手に優雅なひとときを過ごすのもオススメです。ぜひみなさんもチェコ旅の目的地の1つに追加してみてくださいね。   取材協力:チェコ観光局(Czech Tourism)

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