ほっそりとしたウエストを手に入れるために「いろんなダイエットに挑戦してもなかなか効果が表れない」という方は少なくない様子。その原因の1つに“骨盤周りの硬さ”が挙げられます。なぜなら骨盤周辺の筋肉の動きが鈍くなってしまうと、結果としてたるみ肉や代謝低下に繋がってしまうからです。
そこでオススメなのが骨盤周りの筋肉を緩める“ストレッチ”です。
|骨盤周りの筋肉を緩める“腸腰筋ストレッチ”
ウエスト周りのたるみに影響を与える筋肉が、下腹部や骨盤を支える「腸腰筋」になります。この腸腰筋をストレッチでしっかりほぐすことで、二段腹の予防や痩せ体質作りに役立てましょう。
(1)床に両ひざを付き、片方の足を前に出す
(2)腰が反らないように、上半身を前にスライドさせる。
【上半身がスライドしにくい場合は、前足をさらに前に出すとスライドしやすくなります】
このとき、股関節からお腹付近(丸印部分)の筋肉が伸びていることがポイントです。
この姿勢を30~40秒キープし、左右交互に3セット行います。なお筋肉を伸ばすときはゆっくり息を吐きながら行うのが効果を高めるポイントです。
さらに(2)まで余裕にできる方は、下写真のように後ろ足の方の腕を斜め上に伸ばし、片方の腕を反対の股関節の方にひねる感じで伸ばしてみましょう。より高い効果が得られます。
骨盤周りの筋肉がほぐれれば、二段腹の予防や痩せ体質が叶うだけでなく、腰回りの痛みや違和感も緩和されていきます。1日の疲れのリセットに、ぜひ入浴後や寝る前に実践してみてくださいね。
photo:Akihiro Itagaki ストレッチ監修:上田夕子(Dr.ストレッチ トレーナー/ミスワールドJAPANサポートトレーナー)
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