パーマをかけずにセルフスタイリングでウェーブ感を愉しむなら“波巻きウェーブ”は外せません。一層フェミニン感が増すだけでなく、パーマよりもナチュラルな印象に仕上がります。少しこなれた雰囲気を演出したいときや気分を変えたいときなど、手元にコテやストレートアイロンがあれば簡単にスタイリングできるのも嬉しいポイントです。
|波巻きウェーブの基本
“波巻きウェーブ”を簡単に説明すると、髪を内巻き外巻きと交互に巻いて波打つようなウェーブを作ること。まずは基本のやり方をチェックしてみましょう。
まず波ウェーブを作りたいところをブロッキングします。その後毛束を取って根元から内側へクルっと回転し数秒キープ。次に毛束を少し下に滑らせて外側へクルっと反転させて数秒キープ。この動作を繰り返していきます。
出典:@hair.cm/宇渡 裕一
綺麗に仕上げるポイントは「細かい毛束で内巻きと外巻きの差をしっかり出す」こと。初心者の方はストレートアイロンの方が形がつきやすいのでオススメです。全体的にウェーブがついたら、ワックスなどのスタイリング剤で整えていきます。なるべくカチッと仕上げずに無造作でナチュラルな雰囲気を出すとこなれた雰囲気の仕上がりになりますよ。
|髪質に合わせて巻き方を変えてみよう
波を付けるときにコテを縦にして髪を巻いていくと、ボリュームが抑えられて違った印象に仕上がります。
出典:@hair.cm/NASU IZUMI
「毛量が多い方」や「髪が太い方」など、ボリュームをあまり出したくない方にはこの縦巻きでのスタイリングがオススメです。
一方、朝にしっかりと巻き髪をしてスプレーで固めてきたのに、お昼時にはもう取れているという「コテ跡が残りにくい方」や「パーマが取れやすい髪質の方」は、少なめの毛束で外側に細かいウェーブで仕上がるのがオススメ。
出典:@hair.cm/shingo shuto
細かいウェーブは取れにくく、取れてもウェーブ幅が大きめになるだけなので波巻きウェーブ感が残りやすいですよ。
|ヘアアレンジや髪色で変化を愉しんで
波巻きをしてからアレンジをすると、ストレートよりもボリュームが出るので一層こなれた印象に仕上がります。
出典:@hair.cm/Wataru Maeda
人気のハーフアップアレンジも、お団子の部分にボリュームが出てでオシャレ感がさらにアップ。髪を下ろしている部分でもウェーブ感が愉しめて色っぽさも演出できますよ。
髪色によっても、また違った印象のウェーブ感が愉しめます。重く見えがちなダーク系のヘアカラーでも、ウェーブ感のある動きが軽やかな印象にしてくれます。
出典:@hair.cm/高沼 達也 / byトルネード
また、ベースの髪色がダークトーンの方であればハイライトを入れると一層ウェーブ感が引き立ち、大人クールな雰囲気を醸し出せますよ。
このように、波巻きウェーブはこなれた雰囲気をパーマよりも簡単かつナチュラルに演出できます。髪を伸ばしかけの方、スタイリングのマンネリ化にお悩みの方などにもオススメ。ぜひトライしてみてくださいね。
出典:@hair.cm/Lino**店長 jonny(細田直亨)
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