ボディラインの露出が減ってくると、スタイルアップを意識する回数も減ってくるもの。肌寒い日は外出さえも億劫になりますが、そのまま体を動かさないでいるのは心身共に良くないのはみなさんもお気付きの通りです。そこでオススメしたいのが、自宅やオフィスの休憩時間など、椅子があればどこでも気楽に取り組める簡単エクササイズ。
今回はお腹周りのムダ肉&たるみの予防に効く簡単エクササイズ「ウインドミル」のやり方とポイントを紹介します。
|お腹周りのムダ肉&たるみの予防に効く「ウィンドミル」
ボディラインが表れるタイトなニット素材のアイテムが今季も目白押し。キュッと引き締まったほっそりウエストで素敵に着こなしたいものですが、そのためにはお腹周りの筋肉を鍛えつつ、ムダ肉&たるみの予防をしていくことは欠かせません。そこで実践したいのが“腹横筋”を効率良く鍛えることができる「ニーレイズワンレッグ」です。
なお、実践する際は安全に行うためにも座面が回転しない安定感のある椅子を使用してくださいね。
【ウィンドミル】
(1)背筋を真っ直ぐ伸ばして浅く椅子に座り、右の脇腹を伸ばすようにして、左に体を左側に倒す
(2)続いて右の脇腹で体を引っ張り上げるように体を右側に倒す
(1)~(2)を1回とカウント。回数は1セット10~20回を目安に左右を変えて行います。1日あたり左右で各1~2セットを目安に実践しましょう。
|エクササイズ効果をしっかり得るためのポイント
「ウインドミル」の効果をしっかり得るためには「脇腹で体を引っ張り上げるイメージで行うこと」、そして「骨盤は正面を向けたままキープすること」の2点になります。
上写真のようにお尻が浮いてしまって骨盤が傾いてしまうと十分な効果が得られない上に、体を痛めてしまう原因にもなりますので気をつけましょう。
1つ1つの細かな動きを回数を重ねてじっくり筋肉に効かせる椅子を使って行うエクササイズはスキマ時間でどこでもできてしまうのが嬉しいポイント。ぜひ機会を見つけてこっそり実践してボディラインが出やすいタイトなニットアイテムも似合うほっそりウエストを叶えてくださいね。
text:下重佳奈子 Kanako Shimoshige photo:Akihiro Itagaki model:AO エクササイズ監修:コシバフウタ(ミスワールドJAPANサポートトレーナー/トレーナー歴3年)
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