忙しい毎日のご褒美といえばスイーツという方も少なくないと思います。特に旬の味覚を贅沢に使ったスイーツに目がない大人女子にオススメしたいのが「ホテル雅叙園東京」に新しくオープンしたパティスリーショップ『PATISSERIE「栞杏(リアン) 1928」』です。
「栞杏」という店名はフランス語で“つなぐ”や“絆”を意味する“Lien(リアン)”に由来してつけられたそうで、ホテル内の天井画をモチーフとしたボンボンショコラや“和”をたっぷりと感じられる繊細なオリジナルスイーツなどが販売されています。今回は、その中でも特にオススメなスイーツを紹介します。
|PATISSERIE「栞杏(リアン) 1928」のオススメスイーツ2種
まず紹介したいのが、フレーバーパウダーを石庭の白砂に見立てた生チョコ“枯山水シリーズ”。
【左から赤銅(モルトウイスキー)、新緑(東京抹茶)、薄墨(黒胡麻和三盆) 各9個入り ¥2,000(税別)】
パッケージの下には別途フレーバーパウダーが入っていて、自分で振りかけながら食べる斬新なスタイルが特徴です。とくに“赤銅”はウイスキーオークの香り付けがされたココアパウダーの苦味とモルトウイスキーを使用したガナッシュが相性抜群で新しい大人の味わいといった趣き。口に入れるとサラッと溶けていき、その上品な味わいが一粒で満足感を得られてしまうほどなんです。
もう1つが、季節限定のプティガトー「紅葉」。
【紅葉 ¥500(税別)】
食べるのがもったいないほど繊細な、まるで和菓子の”練り切り”のようなケーキ。土台のくるみを使ったフィナンシェが香ばしく、甘さ控え目の生クリームとシナモン風味のえびすカボチャが口の中で広がります。さっぱりとした味わいなので、飽きずにいくつも食べられる印象です。
|手土産にもピッタリな「パウンドケーキ」や「クリスマスケーキ」もオススメ
そして、手土産にピッタリなパウンドケーキもオススメ。こちらは全部で3種類のフレーバーになります。
【上から東京抹茶とかのこ豆のパウンドケーキ、胡桃シナモンのパウンドケーキ、北欧紅茶「セーデルブレンド」のパウンドケーキ 各¥1,800〜(税別)】
「伝統に敬意を払いながら新鮮で独創的な菓子作りを心がけている」と語るペストリー料理長・生野 剛哉氏渾身の一品とのこと。油脂分や水分量を調整し、時間が経ってもしっとりさを味わえるように工夫が施されているのだそうです。実際に食べてみると、しっとりと風味が広がり、口の中でさらっと馴染んでいく味わいが絶品でした。
また、現在予約受付中の「クリスマスケーキ」もホテル雅叙園東京ならではの“和”にこだわったケーキや大人が愉しめる上品な味わいのケーキがラインナップされています。
【(左上)玉手箱 de Noel ¥30,000(税別)※10台限定、(右上)嘉山農園の苺ショートケーキ ¥3,800~(税別)、(左下)Noëlモンブラン ¥4,200(税別)、(右下)Bûche de Noël "mizuhiki" ¥4,200(税別)】
昨年も人気だったという10台限定とプレミアムな“玉手箱 de Noel”は箱までチョコレートで作られていて、すべて食べることができるそう。もちろん箱の中には可愛らしいケーキや和柄模様が美しい手毬チョコレート、館内の美術品をモチーフとしたスイーツなどがぎっしり詰め込まれています。
また、ショートケーキに使われている苺はパティシエがこぞって指名買いするほど人気の”嘉山農園”のもの。この苺は、香りが良く、甘さと酸味が絶妙でショートケーキにベストバランスなんだそうで、ぜひ味わいたい逸品です。
ゆっくりと優雅な時間が過ごせる「ホテル雅叙園東京」で、いつも頑張っているご褒美に、パティシエのユニークな発想や想いが込められた斬新で大人な味わいのスイーツを是非堪能してみてくださいね。
パティスリー「栞杏 1928」
住所:東京都目黒区下目黒 1-8-1<ホテル雅叙園東京内 1 階>
営業時間:10時~20時
http://www.hotelgajoen-tokyo.com/lien
text:Hiromi Anzai