公私ともに忙しくなる年末年始は、仕事や移動のために長時間同じ姿勢でいることもしばしば。どうしても股関節周りが固くなりやすい時期です。股関節周りの柔軟性が失われると、骨盤のゆがみや姿勢の悪化など足腰に様々な影響を及ぼすだけでなく、新陳代謝も悪くなり下半身がより痩せにくい状態になってしまいます。
そこでオススメしたいのが、骨盤を安定させたり、歩く時に脚をサポートしている「大腿筋膜張筋」をほぐすストレッチ。このストレッチはO脚予防にも役立つので、早速やり方をチェックしてみましょう。
|股関節の柔軟性キープに効く「大腿筋膜張筋ストレッチ」
(1)床に座って膝を曲げた状態で脚を肩幅よりも広く開く
(2)体の後ろ側に両手をつき、片脚ずつお尻が浮かないように膝を内側に倒して戻すをゆっくり繰り返す
左右それぞれ30~40秒を目安に実践しましょう。また、脚の動かしている間は深く呼吸をしながら行うととても効果的です。
この「大腿筋膜張筋ストレッチ」の効果をしっかり得るためには「坐骨をしっかり床につけた状態で行うこと」がポイントになります。
上写真のように坐骨が床から浮いてる状態で実践しても、期待している効果を得られない上に体を痛める原因にもなるので注意してください。2〜3分あればできる簡単ストレッチですので、ぜひ1日の終わりに実践して、股関節の柔軟性のキープに役立ててくださいね。<photo:Akihiro Itagaki ストレッチ監修:上田夕子(Dr.ストレッチ トレーナー/ミスワールドJAPANサポートトレーナー)>
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