ホテルの朝食は大好きですが、時には素泊まりにして、朝の散歩の途中で朝食を楽しむことがあります。
タイの東北部、メコン川沿いの定食屋で、ご飯にかける物を選んで載せてもらい、川を眺めながら食べたこともあれば、
スペインの街を散策して立ち飲みバーでボカディージョ(スペイン風サンドイッチ)をつまみに朝からビールを飲んだこともあります。
チリでは雪山を見ながら朝食を食べたくなり、スキー場までバスで行ったこともあります。
それは日本の旅でも変わりません。
魚市場に近ければ、朝から寿司を食べることもあれば、
東海地区なら飲み物の値段で小豆の載ったトーストや茹で卵が出てくるモーニングを楽しみ、
四国では讃岐うどんの梯子をしたこともあります。
先日、沖縄をレンタカーで周遊した際は、ポークたまごおにぎり専門店で朝食を買い、
海辺まで走らせ、南国の風を浴びながら、沖縄のソウルフードを味わいました。
記憶に残る朝食は人生の想い出の宝物になります。
人生80年としたら朝食は約3万回しかないのですから。
text:イシコ http://sekaisanpo.jp/
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