キュッと引き締まったくびれのあるウエストは誰もが理想とするところですが、お腹周りに付いてしまった“たるみ肉”はなかなか落としづらいもの。この“たるみ肉”が付いてしまう原因の1つがお腹周りの筋肉の衰え。そこで実践したいのがピラティスの簡単エクササイズ【シングルレッグストレッチ・ピラティス】です。
お腹全体の筋肉や体幹に効率良くアプローチできるこのエクササイズは、お腹周りの引き締めやくびれメイクにお役立ち。早速やり方をチェックしてみましょう。
【シングルレッグストレッチ・ピラティス】
(1)床に膝を立てた姿勢で仰向けになる
(2)息を吸って、息を吐きながら足を浮かせて頭を持ち上げる ※意識をお腹に集中させます
(3)息を吸って、息を吐きながら片足を伸ばし、もう片方の膝は曲げる。曲げている足に手を添える ※呼吸は胸式(鼻から吸って口から吐く)で、吐いたときにお腹を絞るイメージです
(4)息を吸いながら足を元に戻し、息を吐きながら足をスイッチして(3)を行う
なお(3)、(4)時の体勢がキツい場合は、下写真のように伸ばす足の方を上方に上げて行なうと比較的楽に実践できます。
意識をお腹に集中させて1セットあたり左右各15回を目標にリズム良く実践してみましょう。
|まずは「胸式呼吸」から練習してみましょう
ピラティスが効率の良いエクササイズと言われているのは「胸式呼吸」とともに行うから。胸式呼吸を行うことで交感神経が優位になり、筋肉に適度な緊張がかかると同時に筋肉の動きも良くなるとされています(反対にヨガは腹式呼吸で副交感神経を優位にさせて行います)。
なお、胸式呼吸は「鼻から吸って口から吐く」が基本で、息を吸い込みながら胸を膨らませ、息を吐くときはお腹を絞るイメージで行います。やってみると意外と難しいので、エクササイズ実践前に呼吸法だけ練習することをオススメします。
ピラティスは“回数を多くこなすよりも、呼吸と動きの質が重要”とされています。回数を増やすのは呼吸と動きに慣れてきたてからで十分です。最初は少ない回数でも、楽な体勢でも良いのでぜひ継続させて、お腹周りの“たるみ肉”予防とくびれメイクに役立ててくださいね。<photo:Akihiro Itagaki ピラティス監修:KANA(ゼロヨガ インストラクター/インストラクター歴3年)>
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