暖かい日も増え、待ちわびた春はもうそこ! 少しずつ薄着や露出が増えてくる時期でもありますが、冬の間にたるんだ体が気になるのが女ゴコロ。でも「すぐ引き締めなきゃ」とあくせく運動するよりも、ポカポカ陽気に合わせてのんびりと簡単エクササイズで引き締めを叶えたいもの。
でも、簡単エクササイズに取り組み始めても長続きしないという方は少なくないと思います。それはもしかしたら体質や体調に合っていないものを選んでるからかもしれません。
そこでオススメしたい簡単エクササイズが、自身の体質や体調、性格をベースに“タイプ”を診断して行う「経絡体操(けいらくたいそう)」です。そこで今回は“心・小腸タイプ” の方にピッタリの「女らしいメリハリボディを育むエクササイズ」を2つ紹介します。
|“心・小腸タイプ”の性格や特徴は?
まずは“心・小腸タイプ” の人の性格や特徴をチェックしてみましょう。下記4つの項目に当てはまる方が対象になります。
■我慢強く、緊張しやすい
■生真面目な性格で、手足の裏が汗ばみやすく、下半身が冷えて重い
■腰痛持ちで、婦人科系や心臓が弱い
■腰周りに締まりがなく、肩から頭へ固いコリがあり、体調の悪さを日々何となく感じている
また、今回紹介する2つのエクササイズと合わせて、毎日の習慣として「フルーツの摂取を控えること」をオススメします。
|“心・小腸タイプ” のための「バストアップ体操」
(1)床やベッドに膝を立てた状態で仰向けになる
(2)腰を両手で支えながらお尻を持ち上げる
(3)両手でお尻の支えを放し、腰を床にふわりと落とす
一連の動きを5〜6回繰り返します。ヒップを持ち上げる際に膝から踵に重みがかかるイメージで行うのがコツです。
|“心・小腸タイプ” のための「お腹引き締め体操」
(1)四つん這いの状態から腰を後ろに引くようなイメージで両腕と上半身を床につける
(2)腰を下ろしながら両腕を立てていき下腹部から膝までを床につけ、顔を上げて海老反りの状態になる
一連の動きを5〜6回繰り返します。姿勢を変えていく際に反動をつけて勢いよく伸ばさないように注意し、ゆっくりと行うのがコツです。
とても簡単な動きでゆったりと行うエクササイズなので、生真面目で腰痛持ちの“心・小腸タイプ” の方でも続けられるはず。ぜひ起床時や就寝前などベッドに寝たまま気楽にのんびりと気持ち良く実践して、女らしいメリハリボディを育んでくださいね。<text:下重佳奈子 Kanako Shimoshige photo:本城直季 model:山下嘉織 経絡体操監修:大関正人(東京・神保町「禅指圧整体療術院」医院長)>
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