アウターでボディラインを隠すことのできる秋冬シーズンは「カラダのメンテナンスの手を抜いてしまう」という方は少なくないようです。でも実際はアウターを脱いだ時の印象が大事。特に女性らしさの象徴とも言えるふっくらとした韻書の上向きバストは絶対手に入れておきたいものです。
そこで今回は“肩甲骨はがし”をキーワードに、ストレッチ専門店「Dr.ストレッチ」のトレーナー・上田夕子さん監修のバストの形を美しく整える2つの“1分ストレッチ”を紹介します。ぜひ毎日実践してみてください。
|胸を広げてバストアップ叶える「肩甲骨外転&肩甲骨周辺ストレッチ」
自分で触りたくてもなかなか手の届きづらい肩甲骨周辺のコリには、足を利用したユニークなストレッチが効果的! ストレッチによって肩甲骨もはがれて自然と胸が広がりやすくなるので、バストアップにも直結します。
(1)膝を伸ばしてリラックスした状態で座る
(2)膝を曲げて脚を上げ、同じ側の手でかかとを掴む
(3)体は正面のまま腕と一緒に足を内側に入れていく(足を使いながら、背中を伸ばすイメージ)
※(3)の状態を左右で各30秒キープします
|がっかりバストの原因、固まった肩甲骨をはがす「菱形筋ストレッチ」
肩にあるインナーマッスル「菱形筋」は、肩甲骨を内側に寄せたり上下に回旋させたりする動きに関わっている筋肉。この動きや力が弱ると大胸筋が引っ張る力で猫背になってしまったり、胸が内側に入ってバストラインが崩れたりしますから、肩甲骨をはがすストレッチで胸を開きやすい状態をキープしましょう。
(1)ベッドの上で、四つん這いになる
(2)肩と片腕を巻き込むように内側に入れる
(3)ベッドの上部の縁をつかみ、左右の肩を平行にする(腕をしっかり内側に入れて左右の肩をきちんと平行にすることがポイント)
※(3)の状態を左右で各30秒キープします
これら2つのストレッチは首や肩や背中のコリの緩和にも役立つので、特に毎日デスクワークをしている方、また仕事柄どうしても同じ体勢で長時間いる方にオススメです。
また、上田さんによれば「寝る前のリラックスをした時間に、体の筋肉を元の位置に戻すようなイメージで行うと効果大◎」とのこと。やってみると体に効くのを実感できるシンプルなストレッチ方法で、ぜひバストアップを叶えてくださいね。
photo:Akihiro Itagaki 監修&model:Dr.ストレッチ上田夕子(銀座二丁目店)
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