体力低下や食欲不振など、この夏は「夏バテ」になった方も多かったのではないでしょうか。そして、それを引きずるように「朝の目覚めも悪く、日中もダルさや疲労感が抜けない・・・」という方! それはもしかしたら「秋バテ」かもしれません。
|「夏バテ」と「秋バテ」の違いって?
「夏バテ」と「秋バテ」。一見似ているようで実は違う症状が表れます。「夏バテ」の主な症状は、疲労感やだるさ、食欲不振など。それに代わって「秋バテ」とは、不眠や頭痛、眩暈などの体の不調といったものになります。
この「秋バテ」の原因の1つが、実は夏から蓄積された“冷え”と言われていて、特に「副腎」の“冷え”からくるものとされています。
|「副腎」の働きって?
「副腎」はあまり意識したことのない臓器かも知れませんが、位置としては腎臓と隣り合わせにあります。生命を維持するために不可欠なストレス対抗ホルモンの分泌や、血圧脈拍のコントロールをする重要な臓器です。副腎は冷えと外的ストレスに非常に弱く、自律神経の乱れを招き「秋バテ」へと繋がってしまうのです。
ですから「秋バテ」のケアには「副腎ケア」が大切。こまめに副腎と腎臓を刺激し、血流改善と自律神経を整えましょう。
|日常から実践したい簡単な「副腎」のセルフケア方法
そこで今回はスキマ時間にできる簡単な「副腎」のセルフケア方法を紹介します。
(1)中指の第一関節をおへそ部分にあて、上下に動かす
(2)指2つ分外側に手を動かし、中指の第一関節をおへそ部分にあて、上下に動かす
(3)そのまま横腹部分に手を動かし、人差し指の第三関節で上下に動かす
(4)そのまま背中に手を動かし、人差し指の第三関節で上下に動かす
※(1)〜(4)をゆっくり優しく3〜4セット行います
「副腎」をセルフケアするだけで血流がよくなるので、身体全体がぽかぽかとした感じになってくると思います。場所を問わずいつでもできるので、「秋バテ」の自覚症状を感じる方はぜひ実践してみてくださいね!
text:麗子
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