スマホのカメラも写真加工ソフトも、どんどん進化しています。
カメラマンのように、一般の人がクオリティの高い写真を撮影できるようになり、
それに比例して我々は写真に接する機会も多くなりました。
おそらく以前より1枚につき写真を眺める時間は短くなっているのではないでしょうか。
あっと驚くような写真でなければ、流し見してしまいます。
いつのまにか頭の中で分類ファイルができていて、
「あぁ、これ系の写真だな」と自然に区分けするようになっているのです。
この流し見のクセが考えるクセにまで影響を及ぼし、熟考しないで判断してしまうこともあるのです。
思考スピードの早さは今の時代に必要でしょうが、熟考することで見えてくることもあります。
そこで時には意識して流し見を止めてみるのです。
あえて、そこに写っている写真の中から得られる情報をじっくり探す癖をつけておきます。
仕方なく見ている他人の結婚式や旅行の写真も楽しめるようになるかもしれません。
text:イシコ http://sekaisanpo.jp/
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