「長時間寝たはずなのに疲れが取れた気がしないといった経験は誰しもあると思いますが、このような“浅い睡眠“の状態が慢性的に続いてしまうと、身体だけではなく心にも大きなストレスになってしまうものです。一方で質の良い睡眠は自律神経を整えたり、成長ホルモンの分泌を活発にしたりと、美容面やダイエット面でのメリットがさまざまあると言われています。
そこで今回は今夜からできる質の良い睡眠を取る3つのコツを紹介します。
(1)就寝前にリラックスタイムを設ける
質の良い睡眠にとって1番大切なことは「寝る前にしっかりリラックスする」こと。なぜなら交感神経が働いている状態だと十分にリラックスすることは難しいので、副交感神経を優位に働かせることが大事だからです。
そこで就寝30分前にはスマホはしまって、
・ハーブティー(ノンカフェイン)や白湯を飲む
・軽いストレッチを行う
・明日着る予定の洋服を用意する
など「寝る準備に入ったよ」という合図を行動を通して脳に送る必要があります。
一見簡単なようで意識しないとできませんから、まずは“就寝30分前にはスマホを見ない”を約束事にしてみてください。
(2)日記を書いて心を落ち着ける
心に引っかかっていることや悩みがあるとなかなか寝付けず、入眠しても「悩みが夢に出てきてしまう」ということもあります。睡眠の質を高めるためには、ベッドに入る前に気になることは一旦終わらせてリセットしておくのが正解です。
もし今抱えている悩みがあったら、「私は○○に悩んでる!こうしたいと思っている!」と気持ちを確認し、「明日の朝から問題解決に取り組もう」と決意してから入眠するように心がけましょう。メモ程度でも構わないので、日記を書いて心を落ち着けるのもオススメです。
(3)玉ねぎを枕元に置く
ちょっとユニークですが、実はヨーロッパで最もポピュラーな質の良い睡眠を取る安眠法と言われている方法です。特に子育てや仕事などでの対人関係のストレスで参ってる方にオススメとされています。
やり方は玉ねぎを半分にカットしたもの、または玉ねぎのスライス2~3枚を水にいれて枕元に置くだけ。タマネギに含まれている「硫化アリル」という成分の香りには安眠作用があると言われています。玉ねぎをカットやスライスしないと香り成分が発散しないので、丸ごと置くのはNGです。
痩せ体質を叶えるため、そして疲労感をしっかり解消するためにも必要な質の良い睡眠は身体と精神のバランスの良い状態に整えることが決め手になります。睡眠に課題を感じている方はぜひ参考にして多角的にアプローチを試みてくださいね。
text:麗子
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