東京から飛行機で約4時間とアクセス抜群、さらに絶品のグルメを楽しめる台湾。週末バカンスの渡航先として大人気の台湾へ出かけてきました。今回はポピュラーな台北ではなく、地元でも観光都市として人気急上昇中の宜蘭県と高雄市を訪問したので、その注目スポットを紹介。
【後編】は台湾の南部に位置し、港湾都市としてまさに経済発展が凄まじい「高雄市」にスポットを当てます。
|世界有数の大仏さまの尊厳さを体感する「佛陀紀念館」
星雲大師によって創建され9年の歳月をかけて落成された「佛陀紀念館」。座り仏の高さは50メートル、成佛大道上には八塔があり、天宮は中国式7層の塔から構成される建築は壮観です。
ここでは中国式の茶道の体験もできます。また2014年より3年連続でTripAdvisorの「トラベラーズチョイス」に選ばれている注目スポットです。
|台湾磁器の魅力を満喫できる「1300玩藝space」
台湾磁器アートブランド「1300玩藝space」は磁器アートと食文化の融合を楽しめるスポット。
工房での絵付け体験や併設されたカフェでの食事など、台湾磁器の技術力の高さとアート性を満喫できます。
|日本人が施工した壮大な鉄道橋が再現された「舊鐵橋溼地」
日本のエンジニア飯田豊二によって監督施行された旧鉄道橋は、日本統治下の1913年に完成。アジアで最も長い鉄橋として知られています。この鉄橋が2014年に「舊鐵橋溼地」に再現され、現在フォトスポットとして大人気。この日も多くの観光客が訪れていました。
|ユニークなオブジェも魅力「鳳山鳳儀書院」
多くの若者が学問や武芸を学んだ地として知られる「鳳山鳳儀書院」。台湾に現存する最大規模の書院で、台湾で3級に指定される古跡です。当時の様子を再現したユニークなオブジェもSNS映えしそうです。
|台湾アートの最先端を満喫する「駁二藝術特區」
港湾の倉庫跡をアート施設としてリノベーションされた「駁二藝術特區」では台湾アートの最先端を満喫できます。また台湾で人気のライフスタイル提案型の書店「誠品書店」や、アレンジメントのワークショップも開催する人気のフラワーショプ「DANNY’S FLOWER」なども要チェックです。
【人気フラワーショプ「DANNY’S FLOWER」】
【すべてが上下逆さまの世界を表現したアートスペースはフォトスポットとして大人気】
【エントランスで販売しているアイスキャンデーも必食。ペンギンモチーフの受け皿が可愛い♡】
|美しくライトアップされる注目建築「大東文化藝術中心」&「高雄捷運美麗島站」
演芸ホール、芸術教育センター、図書館から成る「大東文化芸術センター」。建築自体も魅力ですが、何と言っても夜のライトアップが幻想的。
また「高雄捷運美麗島站」 も世界で最も美しい駅の1つに挙げられる駅。ステンドグラスのような荘厳さも感じる空間演出に注目です。
この2つはまさに経済発展著しい高雄市の象徴とも言えます。
|港湾都市・高雄市の夜景を満喫する「愛河愛之船遊船」
港湾都市・高雄市は近年になって川両岸の緑化が進んでいます。
この「愛河愛之船遊船」は、高雄市の象徴とも言われる愛河の洗浄からロマンティックな夜景が楽しめる人気スポットです。
|交通機関も賢く利用しよう
短い時間で思う存分観光を満喫する際にポイントとなるのが、どのように交通機関を利用するかがポイント。そのためには“なるべく無駄なお金と時間を節約”することが大切です。
私たちが台湾への渡航に今回利用したのはLCCのジェットスター(片道運賃は「東京(成田)¥6,750~、大阪(関西)¥4,950~、 名古屋(中部)¥4,800~」とお手頃)。成田発21時40分の便であれば、午前1時(現地時間)くらいに台北(桃園空港)へ到着。ちなみに機内では東京・自由が丘「ジュノエスクベーグル」のベーグルや成田山表参道にある老舗和菓子店「なごみの米屋」のどら焼きなどの限定メニューが楽しめます。
渡航費を抑えれば、 ランクアップしたホテルの宿泊が可能になりますし、ポピュラーな台北だけでなく今回紹介した高雄市までのように、今後注目の観光スポットへ足を延ばすことも可能です。
ちなみに高雄市へは新幹線で約2時間半、高速バスなら約5時間で到着しますので、夜出国の便を利用すれば朝から観光を満喫できます。また高雄市で公共交通期間を利用するなら、お得な「iPASS」を使用するのがオススメ。チャージ式なので運賃の支払いもスムーズですし、各観光スポットとタイアップしているのでお得な体験も可能です。
取材協力:ジェットスター、高雄市
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