初めて訪れる国にマクドナルドがあれば可能な限り、入るようにしています。「マクドナルドなんて日本にもあるのに海外まで行ってどうして入るの?」と思われるかもしれません。しかし、日本にあるから入るのです。
たいていの人はマクドナルドに対するイメージがあります。そうすると日本と比べやすいのです。
香港のマクドナルドにはヌードル、マレーシアにはおかゆ、スリランカにはカレー、スペインでは生ビールなどメニュー一つとってもいろいろです。
タイではマクドナルドのキャラクターであるドナルド・マクドナルドが店舗の前で両手を合わせた仏教国らしい姿で出迎えてくれます。
インドではマクドナルドのメインメニューである牛肉100%のハンバーガーがありません。
国民の80%が牛を神と崇めるヒンズー教徒なのです。
さすがに神様の肉を食べるわけにもいきません。
よってカレー味のじゃがいもコロッケのような物を挟んだ「ベジバーガー」がメインメニューです。
国教がイスラム教のマレーシアのマクドナルドでは、
ハラルフード(イスラム法上食べることが許されている食材や料理)で全て調理されています。
日本で馴染みがある店だからこそ比較でき、その国の文化を感じられることも多々あるのです。
text:イシコ http://sekaisanpo.jp/
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