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Channel: きれいのニュース|beauty news tokyo
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豊かな自然を巡るアート旅。魅力いっぱい“北アルプス国際芸術祭”に出かけよう《市街地エリア》

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人気の観光地「黒部ダム」の玄関口としても知られ、北アルプスの壮大な山々に囲まれた信濃大町を舞台に、2017年7月30日までの期間、第1回目となる『北アルプス国際芸術祭(Japan Alps Art Festival)』が開催されています。この『北アルプス国際芸術祭』の最大の魅力は、何と言っても1~2泊の短期の滞在でもすべてのアート作品を鑑賞できるコンパクトさ。 開催エリアは (1)信濃大町駅付近の「市街地エリア」 (2)高瀬渓谷を背景にした「ダムエリア」 (3)大町温泉郷のある「源流エリア」 (4)木崎湖を中心とした「仁科三湖エリア」 (5)信濃大町と北アルプスを見渡せる「東山エリア」 と長野県大町市内5つのエリア。各エリア間は車で回れば15〜25分程度なので、正味2日間もあれば、黒部ダムに足を運んだり、温泉に浸かったり、地域特産のグルメを味わったりと、豊かな自然を感じながらアート旅が手軽に楽しめます。今回は《市街地エリア》の見どころをたっぷり紹介します。   |JR信濃大町駅前の商店街を舞台にした“市街地エリア” 全10作品が展示されている“市街地エリア”のスタートはJR信濃大町駅の目の前のインフォメーションから。   インフォメーションセンターにはこれから始まるアート旅への期待が高まる楽しい作品が。 【「はじまりの庭(インフォメーションセンター)」原倫太郎+原游。天井を見上げると面白い仕掛けが…】   芸術祭のテーマ「水、木、土、空」をイメージした公式グッズも充実しています。 ミナ ペルホネンの皆川明氏がデザインした公式Tシャツに即着替えれば、さらにアート気分も高まりますよ。   |驚くほど“水”が豊富な信濃大町 JR信濃大町駅の駅前商店街の歩道の下には水路があり、歩いているとゴーゴーと水の流れる音が聞こえてきます。商店街の大通りを中心にして、左右で全く違う水系の水路があるそうで、一方は北アルプスから流れ込む湧水、もう一方は東山の方から流れ込む湧水。 【写真は男清水】 地元では前者を“男清水(おとこみず)”と呼び、後者を“女清水(おんなみず)”と呼ぶそうで、商店街の中にはこの“男清水”“女清水”が飲めるポイントがあるので“味の違い”を確かめてみてください。   作品の中にはこの豊かな“水”をテーマにしたものが数多くあります。 【「たゆたゆの家(リノプロ)」原倫太郎+原游】 こちらはキラキラと幻想的に煌めく水をテーマにした作品。上から吊り下げられた1つ1つのモチーフにも注目です(2階にも作品が展示されています)   大通りを一本奥に入ると、「塩の道」の宿場町だった頃の名残を感じさせる昔ながらの建物が並びます。 【「みすずかるしなの」湊茉莉】 こちらは古い蔵を舞台にした作品。床下に流れる豊かな水の流れを聞きながら鑑賞するという信濃大町ならではの作品。   そして、大町といえば黒部ダムの玄関口。この黒部ダムをモチーフにした作品も必見。 【「第一黒部ダム」栗林隆】 この作品は約1/40スケールに再現した黒部ダムと温泉(足湯)を組み合わせた作品で、温泉(足湯)への入口は建物の裏側にあります。※温泉(足湯)を利用するには整理券が必要 【足湯に浸かりながら黒部ダムを囲む山々を眺めましょう】 【足を拭くための手ぬぐいも購入可能。栗林隆デザインのもの(下)と、いしはらみえこデザインのもの(上 ※2色あり)の2種類から選べます】   |街に溶け込む見応え十分のアート作品 続いては少し横道に入って『信濃大町2014-食とアートの廻廊―』の開催時に「水と植物」をテーマに地元の名店街の歩道に制作された浅井裕介の作品を踏みしめながら、台湾の絵本作家ジミー・リャオの作品を目指します。 【「全ては美しく繋がり還る」浅井裕介】   ジミー・リャオの作品は書店そのものがアートに。 【「私は大町で一冊の本に出逢った」ジミー・リャオ】 可愛い書店のなかでは、作品を見ながらコーヒーを飲んだり、素敵なポストカードなどを購入することができます。 また、商店街の各ショップ前には移動式カートによる「町なか自由図書館」も展開されています。 【歴史文献、絵本、小説、マンガなど様々な本の中から自分が読んだことのある本を見つけると、なぜだか郷愁に駆られてしまうもの】   そして見応えたっぷり&SNS映え間違いなしの作品がコタケマンの「セルフ屋敷2」。 「命の誕生」をテーマにかつてピアノ教室だった店舗物件が丸ごと作品に。ある意味“狂気”さえ感じる素晴らしいアート空間です。   この“市街地エリア”では、およそ2時間ぐらいあれば全ての作品を鑑賞することができるでしょう。作品1つ1つをじっくり鑑賞したり、途中で商店街の食堂でダムカレーを食したり、ぜひアートな時間を満喫してくださいね。   −次回は《ダムエリア&源流エリア》の見どころを紹介します−   北アルプス国際芸術祭2017 ~信濃大町 食とアートの廻廊~ 2017年7月30日(日)まで開催 http://shinano-omachi.jp/   text:yoko

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