「夏本番に向けて毎年ダイエットに挑戦しているけれど、なかなか効果がでない…」という方は少なくないと思います。もしかしたら“カラダの硬さ”が原因になっているかも知れません。カラダが硬いと筋肉の動きが鈍くなって新陳代謝は悪くなってしまうとされています。そこで今回はその中でも下半身痩せにおいて重要な“股関節の柔軟性”をキープするためのヨガの簡単ポーズを紹介します。
|股関節の柔軟性のキープに役立つ「カポタアーサナ(鳩のポーズ)」
股関節が硬いと、骨盤のゆがみや姿勢の悪化、足腰などに様々な影響を及ぼすだけでなく、下半身が痩せにくくなる原因にもなってしまいます。そこで実践したいのが固まった股関節をほぐしてくれる「カポタアーサナ(鳩のポーズ)」です。
このポーズは固まった肩甲骨周りをほぐす効果もあるので、上半身のスタイルアップや二の腕の引き締めにも効果を期待できます。
(1)片脚をカラダの前に、もう片脚をカラダの後方にして座る
(2)後方にだした脚のつま先を腕に引っ掛ける
(3)(2)の状態をキープし、もう片方の腕で胸を突き出すようなイメージで、つま先を引っかけている腕をつかむ
(4)(3)の姿勢を腹式呼吸をしながら3呼吸以上キープする
※左右、それぞれ行います
なお下写真のように、視線が下を向いて背中が丸まっている状態だと効果を発揮しませんので、(4)のとき胸をスッキリ開いた状態になるよう心がけてください。
また、もしポージングが辛い場合は簡易なやり方として(2)を省略し、下写真のように脚を下ろして上半身のみ胸を開きます。
この「カポタアーサナ(鳩のポーズ)」の効果を確実に得るポイントは“毎日続けること”。ぜひ日課に取り入れて股関節の柔軟性をキープしつつ痩せ体質のカラダを叶えていきましょうね。
photo:Akihiro Itagaki ヨガ監修:TOMOMI(ゼロヨガ インストラクター/インストラクター歴3年。サップヨガなど多様なレッスンが好評を呼んでいる)
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