女性ならではのお悩みと言えば、生理痛や不妊、便秘や冷え性と色々とありますが、原因の1つにカラダの冷え“”が挙げられます。体が冷えてしまっていると血流の循環も悪くなり、さまざまな不調が表れやすくなるのです。
特に生理痛や不妊のお悩みというと病院に通って治療していくことをイメージする方も少なくないと思いますが、実はこうした女性ならではのお悩みの予防法の1つとしていま注目が高まっているのが“鍼灸”。そこで今回は東京と千葉に6箇所の鍼灸院を展開し、鍼灸や整体、活法などを組み合わせた”コンビネーション療法”や、美容鍼灸の”ハリウッド式鍼灸”を提供している株式会社ブレイシングの鍼灸師・栗山健さん(以下、栗山さん)にお話しをうかがってきました。
|そもそも“鍼灸”ってどういうものなの?
鍼灸は東洋医学の1種で、予防医学として健康な体を維持することを重要視しており、主に血流や自律神経の調整、免疫バランス・ホルモンバランスの調整に効果があるとされています。
栗山さんによれば、社会で活躍する女性が増えるにつれてストレスを多く抱いてしまう女性も増え、生理痛、不妊、便秘、肩こりといった女性特有の悩みを抱える方が年々増加しているとのこと。そこでリラックス効果も得られる“鍼灸”によって免疫力を高め、血液の循環を良くして冷えの改善を図ることで生理痛や生理不順の改善していくのだそうです。
【栗山さんによれば“鍼灸”を行うことで母体としての機能も整って、不妊や生理不順という女性ならではの悩みを改善する効果を期待できるのだそう】
|実際に“鍼灸”を体験してみました
鍼灸というと、鍼は痛そう、お灸は熱そうといったイメージがありますが、使用する鍼はとても細く、お灸は直接乗せるわけではないので、痛みや熱さは感じにくくなっているとのことで、早速体験させてもらいました。
【足の甲やふくらはぎにあるツボは婦人科疾患の改善に効くんだそうです。「え!刺したの?」とビックリするくらい痛みは感じず、じんわりと体が温かくなっていきました】
さらに栗山さんによれば、“ハリウッド式鍼灸”という美容鍼灸を取り入れると、肌の水分量や油分量が上昇する効果も期待でき、しわやたるみ、ほうれい線などの肌悩みの改善にもつながるとのこと。実際、皮膚科の医師からも高い評価を得ているそうです。
肩こりや腰の痛みの治療に行うイメージが強い鍼灸ですが、実際に体験したり、栗山さんに色々とお話しをうかがったりして、“鍼灸”を通して女性特有のお悩み改善につながりそうと期待が高まってきました。なかなか女性特有のお悩みが改善されない方は試してみてはいかがでしょうか?
text:Hiromi Anzai 監修:鍼灸師・栗山健(株式会社ブレイシング )
※当コンテンツの内容はライターのインタビュー取材に基づいた情報になります。ご自身の責任においてご利用をお願いいたします
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