気温がグッと下がり徐々に乾燥も気になり始めてきたら、ファンデーションを冬用にチェンジするのがオススメ。そこで今回は、数多くの芸能人やモデルを担当するヘアメイクアーティスト・岩下倫之さんに、今季トレンドの“薄づきセミマット肌”を仕上げるためのファンデーションの選び方やメイクテクを教えてもらいます。
|2017冬トレンド“薄づきセミマット肌”を実現する簡単2STEP
2017冬は、ナチュラルな色っぽさを演出する”薄づきセミマット肌”がベースメイクのトレンド。そんな肌に仕上げてくれるキーアイテムが“リキッドタイプのファンデーション”と“ブラシ”です。
岩下さんによれば「ブラシは歯ブラシのようなオーバル型をチョイスすれば、より肌に密着しつつも素肌感を引き出しやすくなる」とのこと。早速”薄づきセミマット肌”を実現するメイクテクをチェックしてみましょう。
(1)コンシーラーでポイントカバーする
下地で肌を整えた後に最初に行うのが、コンシーラーを使って「目尻」と「小鼻脇」をカバーすること。
「目尻」が下がって見えると疲労感や老けた印象を与えてしまいますし、「小鼻脇」は赤みが出やすい部分。しっかりコンシーラーでカバーしておくのがキレイに仕上げる第1ポイントです。
また、ファンデーションより先にコンシーラーを使うことで色を馴染ませやすくなるため“コンシーラー浮き”も気にならなくなります。
(2)オーバル型のブラシを使ってファンデーションをのせていく
次に、リキッドファンデーションを手の平や甲に出してブラシに取り、面積が広い頬やおでこからのせていきます。
ここでポイントになるのが“ブラシでポンポンと肌を軽く叩くようにファンデーションを馴染ませていくこと”。こうすることで、肌にファンデーションがしっかりつくと同時に余分なファンデーションをブラシが吸い取ってくれて、グッとナチュラルに仕上げることができます。
最後にブラシに残っているファンデーションで口周りや目元周りなどの細かな部分を仕上げて完成です。
このように、コンシーラーでしっかりとポイントカバーできているのでファンデーションを厚塗りしなくても良く、ブラシを使うことでしっかりと密着しつつも薄づきで素肌感のあるセミマット肌に仕上げることができます。
ちなみに今回使用したリキッドファンデーションは「シャネル ヴィタルミエール フリュイド」になります。
また、オーバル型ブラシはブラシの真ん中が丸みを帯びているものを選ぶのがオススメ。ブラシ特有のチクチクした使用感を感じることなく心地良く使えますよ。
ファンデーションを変えて乾燥対策もしつつ、今っぽい肌質感にするだけで即旬顔が叶う簡単2STEP。ぜひ参考にして、早速2017冬のトレンド肌を手に入れてくださいね。
text:Hiromi Anzai photo:本城直季(Naoki Honjo) model:山下奈々美 メイク監修:岩下倫之
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