カラーラン、ウォーターランなどさまざまなランイベントが各地で大人気ですが、フランスで毎年9月に開催されるちょっと変わったランイベント「メドックマラソン」をご存知でしょうか? 参加者は本場のワインを浴びながら…ではなく、仮装してワインを飲みながら走るイベントなんです。
開催されるのは世界的なワインの銘醸地、フランス・ボルドーのメドック地区。毎回、世界各国から約1万人の参加者が集うこのランイベントでは、仮装をして広大なぶどう畑の中を走り、コース上のシャトーで美味しいワインを飲むというのがテーマ。ワイン好きの方には魅力いっぱいのランイベントですよね?! そんな「メドックマラソン」の魅力を5つ紹介します。
(1)エネルギーチャージは“給ワイン“?!
「メドックマラソン」の楽しみは何といってもワイン。マラソンコースには2~3kmごとにシャトーがあり、参加者は好きなところで立ち止まりワインを楽しむことができます。
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ワインはプラスチックカップで出されることが多いですが、グラスに注がれて振る舞われる場合もあります。ワインだけでなくちゃんと水も用意されているのでご安心を!
(2)「仮装」は毎年テーマが変わります!
「メドックマラソン」の仮装は毎年テーマが決められています。2013年のテーマはサイエンスフィクション(SF)、2014年はカーニバル、2015年はドレスアップでした。アニメのキャラクターや着ぐるみ、タキシード、ピエロ、女装、各国の伝統衣装など、思い思いの仮装をした集団がぶどう畑の中を走る風景もメドックマラソンならでは。
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中には派手に装飾した山車を押して走るグループもいるので、フランスらしい自由な雰囲気も感じられます。
(3)沿道の声援や生バンドの演奏が楽しい♪
陽気な生バンド演奏の中でカラフルな紙ふぶきが舞い、観客の歓声や拍手で湧く午前9時30分に「メドックマラソン」はスタート。沿道では大人から子どもまでたくさんの人が「アレー!アレー!(頑張れ!)」と声援を送り、笑顔のハイタッチで元気づけてくれます。
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沿道で応援する人まで仮装しているのもまた面白いところ。コースやシャトーのいたるところではバンドやオーケストラが音楽を奏で、最初から最後まで“お祭り騒ぎ”なんです。
(4)フルコースの食事が終われば「完走」です
途中の立ち寄るシャトーではバナナやオレンジ、パウンドケーキ、クッキー等でエネルギー補給ができますが、マラソンの終盤では簡単な食事が次々と出てきます。
最初は生ガキ。山積みになった生ガキの中からスタッフが殻を剥いて手渡してくれます。生ガキの横には白ワインも用意されています。次はサイコロステーキ。ミディアムレアの肉が焼き上がると参加者が一斉に手を伸ばしてほおばります。
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またしばらく走ると、チーズやぶどう、チョコレートのアイスバーが出てきます。
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最後はシャンパンも振る舞われ、フルコースで締めくくります。
(5)完走賞はメダルとワイン!優勝者には体重分のワインも!!
制限時間の6時間30分以内にゴールをすると、完走賞としてメダルと赤ワインボトル1本がもらえます。事前に配布されるTシャツも含めメドックマラソンの良い思い出の品になります。
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完走後はテントでビールやコーラ、スナックなどが提供されます。ここでも完走の喜びで参加者たちが飲んだり踊ったりとっても賑やか。最後の最後まで楽しい時間を過ごすことができます。
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ちなみにメドックマラソンでみごと優勝した男女それぞれ1名には、体重分のワインが贈られます。
また2014年、2015年と「メドックマラソン」に参加したという旅行会社・旅工房のスタッフの方からは、
・事前にマラソンコースが発表されるので、必ず飲みたいシャトーはチェックしておくと良い
・「これで走れるの?」と思うような凝った仮装をしている人も多く、様々な参加者に声をかけられ、いつの間にか撮影大会に
・沿道から地元の人が「こんにちは~」や「がんばれ」と日本語でエールを送ってくれる
・ワインも食事もどれも美味しいのですが、制限時間ギリギリのペースだと食事が少なくなりがちなので、必ず食べたいという方は早めのペースで走った方が良い
・制限時間は6時間30分とされていますが、2014年も2015年も実際は7時間ほどまで延びた
といった感想も聞かれました。
ちなみに旅工房では、現在「メドックマラソンツアー2016」の仮登録受付中だそうです。この「メドックマラソン」ツアーでは、出発前のマラソン練習会や交流会、現地では任意参加の朝練があったり、ボルドーでのシャトー巡り付きツアーもあったりと、とことん「メドックマラソン」を満喫できそうです。
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“マラソン大会”というよりも“ワインの祭典”というほうがぴったりな「メドックマラソン」は、チームで参加するのが楽しいかも♪ マラソン好き、ワイン好き、そして仮装好きの方は、来年の大会にぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
photo:(c) TABIKOBO
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