メッセージのやりとりは、メールやSNSで、ほとんど済んでしまいます。
メモでさえも、スマホで取ることの方が多くなりました。
だからこそ、旅先くらいでは、ペンをとって手紙やハガキを書くようにしています。
手紙やハガキを書き始めると、コピペや削除が癖になっていることに気づくでしょう。
友達に書いてもいいし、住所録が見当たらなければ、肉親に当てて書いてもいいのです。
おじいちゃんやおばあちゃんに送るのは、ちょっとしたプレゼントにもなります。
書くことがなければ、「元気ですか?暇なのでペンを取りました」だけでもいい。
しかし、たいてい書き始めると文章は出てきます。
メールやSNSで、文章を綴っているのですから。
ホテルのフロントで済ませてしまってもいいのですが、
その土地の郵便局に行ってみてはいかがでしょう。
ご当地切手があれば、それを選び、そこで投函すれば、ご当地の消印が押されます。
特に海外の場合、現地の郵便局に行って切手を買って投函するだけでも、いい経験になります。
ポストも赤とは限りません。
中国のように緑色のポストもあれば、スペインのように黄色のポストもあります。
【上:スペインのポストは黄色/下:リトアニアのポストはオレンジ色】
ポストがなく、郵便局でしか出せないペルーのような国だってあるのです。
その土地ならではの郵便事情を知ることも、旅の記憶になるのです。
text:イシコ http://sekaisanpo.jp/
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