「トレンドも気になるけど似合うかな?」「シーンや洋服との合わせ方が分からない」などと悩んでしまい、なんとなくいつも同じメイクをしてしまいがちという方も少なくないのでは?
そこでM•A•Cの店頭でメイクサービスを提供しているアーティストの木村めぐみさんと植木祐里加さんに、ご自身の顔にメイクをしてもらいながら、パーツ別にトレンドメイクの基本を紹介してもらいました!
(1)“しっとり&もっちり肌”をつくるベースメイク
■下地はブラシで丁寧に!
【使用製品:M•A•C ライトフル C ティンティッド クリーム、M•A•C #196 フラット トップ ファンデーション ブラシ】
<手順>
①下地をパール粒大を手に取る。
②ブラシで顔の中心から外側に向かって伸ばしていく。この時、いちばん赤みが気になりやすい目の下の逆三角形の部分からのせていくと◎
③ブラシの筋ムラが残らないようになじませる。
今回下地に使用した「ライトフル C ティンティッド クリーム」は、肌の赤みをカバーする効果が☆ また、顔のうぶ毛は下向きに生えているので、上に向かって下地を伸ばすことでリフトアップ効果もあるのだそう。これは実践したいですね!!
■保湿効果大のファンデーションをブラシで密着させる
【使用製品:M•A•C スタジオ パーフェクト ファンデーション、M•A•C #196 フラット トップ ファンデーション ブラシ】
<手順>
①ファンデーションを、ブラシでスタンプを押すようにポンポンと取る。
②顔の内側から外側に向かって伸ばしていく。あまり力を入れず、優しくスライドさせるのがポイント!
ブラシを素早く動かしていても大きくスライドさせれば、肌にピタッと密着して、しっとり&もっちりな均一なツヤ肌に仕上がるそう!!
■鏡の持ち方にもポイントがある?!
「メイクする時の鏡の使い方って、あまり意識したことが無いなぁ。。。」という方も多いはず。実はここにも、キレイな肌を作るためのポイントがあるのです。
ポイントは『鏡を顔の正面よりも少し上に持ち、顔を上向きにし、顔に光が当たるようにする』こと。
そうすることで、塗りムラなども分かりやすくなってキレイに仕上がげることができるようになります。
(2)小顔を叶える「光と影」の使いこなし方
“小顔効果”を狙うには「明るい部分と暗い部分を効果的に作っていき、顔に立体感を出すこと」がキーとなります。
Step 1 肌色より少し暗めのパウダーを使ったシェーディングで、自分の骨格の削りたい部分に陰をつける
・ほお骨の下:横顔がすっきり見え、また彫りの深い立体感のある顔を作れる
・耳たぶの後ろからあご先までのフェイスライン:エラの部分を暗くすることで目立たなくなり、また首との境目がハッキリするので首元がすっきり見える
【使用製品:M•A•C ミネラライズ スキンフィニッシュ/ナチュラル #ミディアム ダーク、M•A•C #168 ラージ アングル コントアー ブラシ】
木村さん「基本は上の2カ所に入れると効果的ですが、自分の骨格に合わせて入れればOKです!」
Step 2 リキッドのハイライターを使って、顔の中で高い部分を中心に明るくしていく。
頬、鼻すじ、眉上に入れるのが基本です。
【使用製品:M•A•C プレップ プライム ハイライター #ラディアント ローズ】
木村さん「Step 1で作った影の間に入れるイメージでのせていくと、光を利用して影を強調することができ、暗い色を入れすぎて失敗なんてことも防げます。またリキッドタイプのものを使えば、パウダー重ねによる乾燥も防ぐことができますよ」
STEP 3 パールの入ったパウダーでツヤ感を出し、よりナチュラルな立体感を作る
笑った時に一番高くなる位置に、顔の内から外へ向かって乗せます。Step 1とStep 2で作った暗い部分と明るい部分をなじませ、光の立体感で自然に見せる効果があります。
【使用製品:M•A•C エクストラ ディメンション スキンフィニッシュ #オー, ダーリン 2015年11月1日(日)限定発売】
木村さん「ほほ骨の高い位置にツヤを出すと横顔もきれいに見えますよ」
ポイントは「まず自分の骨格をよく見て知り、箇所によってアイテムやカラーを使い分ける」ということですね☆
(3)「ナチュラルふんわり眉」の作り方
眉メイクは1アイテムで済ませるのではなく、箇所によって、また、なりたいイメージによってうまくアイテムを使い分けることが大切です!
Step 1 眉山と眉尻の位置を決め、ペンシルで描く
眉山は正面を見たときの黒目の端のちょうど上、眉尻は小鼻のサイドと目尻を結んだ延長線のあたりに決めるとバランスが良くなります。
眉山と眉尻に印を付けて点と点を結び、毛流れを自然に作るように一本一本描き足していきます。そして毛の流れに合わせて下も描き足します。
【使用製品:M•A•C M•A•C アイブロウ #リンガリング】
Step 2 パウダーでトレンドの“ふんわり感”を出す
毛が一番生える眉山の部分は濃く、眉頭は薄く乗せます。ペンシルをぼかすくらいのイメージでふんわりとパウダーを乗せるのがポイントです。
【使用製品:M•A•C スモール アイシャドウ #コルク、M•A•C #219 ペンシル ブラシ】
木村さん「ブラシの選び方もポイントのひとつ。柔らかな天然毛のブラシがオススメです」
Step 3 眉マスカラを使って、よりナチュラル感のある毛流れに仕上げる
眉頭の毛のみ、立ち上げるように塗るのがトレンド。毛の流れになじませるように全体に塗りましょう!
【使用製品:M•A•C ウォータープルーフ ブロウ セット #レッド チェスナット】
みなさんもこの3ステップを基本に流行の「ナチュラルふんわり眉」を手に入れてくださいね!!
(4)骨格に合ったアイメイクで「眼差し美人」に♡
ひとつ持っていればメイクがキマるし、最近は「このカラーはこの部分に」と丁寧に説明も付いていて、とっても便利なアイパレット。このパレットの本当の力を発揮させる“ポイント”があるのです!
Step 1 アイホールにベースとなる薄めのカラーを入れる
冬カラーということで「ソフトベージュ」をチョイス。
【使用製品:M•A•C エンチャンテッド イヴ アイズ / ウォーム #ムードメーカー 2015年11月6日(金)限定発売、M•A•C #217 ブレンディング ブラシ】
木村さん「眼球のくぼんだ部分“全体”に乗せるのがポイントです」
Step 2 目のキワに濃いめのカラーを入れる
ベースカラーに合わせて「濃いめのブラウン」をチョイス。
・上まぶたの目のキワ全体に入れる。
・下まぶたの目尻から、全体の3分の1のところまで陰をつけるように入れる(目の縦幅を大きく見せる効果がある)
【使用製品:M•A•C エンチャンテッド イヴ アイズ / ウォーム #ビーウィッチン 2015年11月6日(金)限定発売、M•A•C #228 ミニシェーダー ブラシ】
木村さん「上と下のラインを“くの字で結ぶように”乗せるのがポイント。目の横幅を大きく見せる効果がありますよ」
Step 3 目頭にパール入りの明るいカラーを入れ、透明感を出す
【使用製品:M•A•C エンチャンテッド イヴ アイズ / ウォーム #シーズナル スピリット 2015年11月6日(金)限定発売、M•A•C #286 デュオ ファイバー デーパード ブラシ】
木村さん「目頭から涙袋にかけて、ふんわり“くの字に入れる”のがポイントです」
仕上りはこちら。簡単な3ステップながら、とても魅力的な目元に仕上がっていますね☆
(5)“パウダータイプのチーク”をキレイに仕上げる
ひと塗りで顔の印象を変えられるチーク。中でも<パウダータイプ>のチークは、肌触りも自然で、メイクがキレイに仕上がります。使い方やカラーによって、可愛い雰囲気にも、品のあるレディライクな仕上がりにも仕上げることが可能です。
■パウダータイプのチークは「ブラシで優しく」がポイント
【使用製品:M•A•C パウダーブラッシュ #バーント ペッパー、M•A•C #187 スティプリング ブラシ】
<手順>
①柔らかなブラシで、ごく少量取る。
②真正面で鏡を見てニコッと微笑む。
③一番高くなるところから円を描くように塗っていく。
大きめで柔らかいブラシで、力を入れずに「ふわっと優しく」なじませていくのがポイント! そうすることで、自然と内側からにじみ出たような色づきになり、顔色が明るくなります♪
(6)「なりたいクチビル」に仕上げるコツ
ちょっとしたカラーや質感の選び方、そして塗り方のポイントが分かれば、誰でも「なりたいクチビル」になれます。
■定番の<コーラルピンク>
【使用製品:M•A•C リップスティック #ニッポン】
<コーラルピンク>は肌や唇の色になじみやすく、どんなメイクにもファッションにもOKな万能カラー☆
オススメの塗り方は“直塗り”! リップクリームのように塗れば、簡単に色づきます。これ一本あれば、忙しい朝や、ちょっとした合間のメイク直しもバッチリです♪
■冬トレンドカラーの<レッド>
【使用製品:M•A•C リップスティック #スタディッド キス】
<レッド>は深めのボルドー、そしてマットな質感が今シーズン特にオススメ☆
塗り方も“指先に取ってポンポンと叩き込むようにのせる”ことで、にじんだような仕上りになり、セクシーな印象を感じさせるクチビルになれます♡
■気になるけどなかなか手が出せない<オレンジ>
【使用製品:M•A•C リップスティック #オビ オレンジ、M•A•C #318 リトラクタブル リップ ブラシ】
<オレンジ>はアジア人の肌になじみやすく、健康的に見せてくれ、顔色を華やかにしてくれる色です。
塗り方のポイントは“ブラシを使う”こと。そうすることでリップラインをキレイに見せることができ、さらに気になる“くちびるの縦ジワ”を防ぐことができるんです! 普段のリップメイクの1つにぜひ取り入れてみてくださいね。
いかがでしたか? まだまだ寒い日が続きます。ぜひ参考にして、普段のメイクをワンランク格上げしてくださいね☆
《メイク解説&モデル》
(2)(3)(4)…M•A•C ナショナル アーティスト・木村めぐみさん
M•A•Cのナショナル アーティストとしてM•A•C表参道ヒルズ店で日々たくさんのお客様にメイクに関するアドバイスをしながら、さまざまなファッションショーやイベントでも活躍中。
(1)(5)(6)…M•A•Cシニア イベント アーティスト・植木祐里加さん
メイクアップアーティストとして、さまざまなファッションショーやイベントで活躍中。普段はM•A•C北千住マルイ店で日々たくさんのお客様にメイクサービスを提供している。
取材協力:M•A•C
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