サラダやコールドプレスジュースの材料として欠かせない野菜の一つが「ビーツ」。日本では甜菜(てんさい)とか火焔菜(かえんさい)とも呼ばれていて、ロシアの伝統料理“ボルシチ”にも良く使用されている、真っ赤な色がとても鮮やかで甘みが特徴的です。
最近はファーマーズマーケットやコールドプレスジュース、レストランでも見かけるようになりましたが、まだまだスーパーでカジュアルに買って日常のお料理に取り入れる、という感じではないですよね。
地中海沿岸が原産とされるアカザ科フダンソウ属の根菜「ビーツ」は、ショ糖を多く含んでいるため、かなり甘みがあるのが特徴です。ちなみに“ボルシチ”の鮮やかな赤は「ビーツ」から出る色によるものです。
このビーツは「飲む天然輸血」と呼ばれるほど、リン、ナトリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄分など多くのミネラルを含み、ビタミンや食物繊維の多い植物です。カリウムも含まれているので高血圧にも効果があり、うつにも効果的なヨウ酸も含んでいる身体にも心にも効果があるスーパー食材なのです。
|ビーツの効能は?
■ダイエット効果&美肌効果
ビタミンB郡や、ビタミンC、ビタミンEや葉酸が含まれていて、肌のターンオーバーを促進させ、ハリと艶のある肌づくりに効果があります。また、筋肉を柔らかくする効果や血行促進する“ NO(エヌオー)”という一酸化窒素が豊富に含まれていることから、エイジングケアやダイエット効果においても現在世界的に注目が高まっています。
■腸内環境を整える
天然のオリゴ糖や食物繊維が含まれており、腸内の善玉菌を増やし悪玉菌の働きを抑制することで、老廃物をデトックスしてくれる効果があり便秘解消にも◎
■疲労回復効果
“ NO(エヌオー)”が体内の酸素を効率よく使えるような働きもするため、持久力がアップし、疲労回復力が上がります。
その他にも、動脈硬化や高血圧予防などの生活習慣病の予防やがん予防などにも効果があるとされています。
疲労回復や美肌効果だけでなく、エイジングケアやダイエット効果においても注目が高まる「ビーツ」。サラダやスープなど、ぜひ毎日の食生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?
出典:アメリカのヘルシーサラダバーで人気のマストアイテム!ビーツの優れた美肌効果とは?
text:BETTER MARCHE
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