肌年齢について「常に意識している」という方は多いと思います。肌は酸素に触れる表面から、くすみ・シワ・しみ・たるみなどの老化現象が現れてきます。加齢には逆らえないのが摂理ではありますが、だからと言って“そのまま”にできないのが本音です。
また、冬は乾燥による肌トラブルも起きやすいですから、エイジングの肌悩みと相まってスキンケアについて関心が一際高まる季節と言えます。そこで今回は、心と体のバランスを整えてカラダの内側からの“きれい”を形作ることを目的としたインドの伝統療法“アーユルヴェーダにおいて古来から使用されてきた、いつまでも若々しい素肌を保つために欠かせない天然ハーブを3つ紹介します。
|アムラ
海抜1500m以上の山の斜面に生えている植物で「アーユルヴェーダの3大果実」の1つです。アムラの果実にはビタミンAやビタミンC、ポリフェノール、食物繊維、多くのミネラル成分がたっぷりと含まれています。エイジングの大敵である活性酸素から肌を守ってくれ、ヒアルロン酸やコラーゲンなどのお肌の潤いに必要な成分の生成に関係する果実ですので、エイジングケアにぜひ摂取したいところです。
一般的にはサプリメントやパウダーで販売されています。パウダーであればヨーグルトやスムージーに入れて摂取するのがオススメです。
|シラジット
「若返りの媚薬」と呼ばれているヒマラヤ山脈の断崖絶壁から採取される天然の腐敗土と植物性有機物の化合物です。85種類ものミネラルと、「フルボ酸」と呼ばれる世界でも限られた場所でしか摂られない極めて貴重な抗酸化成分が含まれています。
少し泥臭い苦みのある味ですが、そこまで気にならないのでアメリカでは“ショットで一気に摂取する”のが一般的な飲み方です。
|アシュワガンダ
インドに自生するナス科の常緑低木で、天然の滋養強壮剤としても非常に人気が高く、強力な若返り薬として知られています。「サポニン」と呼ばれる高い抗酸化作用のある成分がふくまれており、くすんだ肌を透明感溢れる肌に再生する効果があります。また「サポニン」は血行促進効果があり、新陳代謝をあげることで肌のターンオーバーも促進し、しわやニキビなどの肌荒れの改善に効果を発揮します。また保湿効果も優れているため、肌をみずみずしく保ってくれます。
味は非常に苦いため、パウダーで摂取するよりもサプリメントでの摂取が一番オススメです。
紹介した3つの天然ハーブは、なかなか日本では馴染みのない物ですが、古来から現代に渡って“アーユルヴェーダにおいて使用されてきたことからもエイジングケアへの効果を期待できると思いませんか? ぜひ加齢が原因と思われる肌悩みをお持ちの方は、精製されたスキンケアコスメだけでなく、天然ハーブも取り入れたエイジングケアにトライしてみてくださいね。
出典:肌年齢を10歳は若返えらせる!アーユルヴェーダに学ぶ究極のアンチエイジングハーブとは?
text:BETTER MARCHE
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